第2回フランス・サミットでの柴田先生の講演内容の続きでーす。 
前回の内容
 ★世界で活躍しているパロ、
 ★パロの研修の様子

本日の内容
 ★パロのエビデンス

パロのエビデンス

パロのエビデンスレベル
 エビデンスにはレベルがあるのをご存知ですか
実は、「エビデンスにレベルのあることを知らない人」って結構多いんですよ~。
EBM(Evidence based Medicine) の基本です。 
この機会に覚えると良いですよ~。

エビデンスレベル
←文献にもよりますが、6-87段階あります。

なお、日本語訳の図は、パロハンドラー研修会で紹介するので、ここではひ・み・つ❤❤




最も低いエビデンスは、専門家の意見です。
最も高いエビデンスは臨床ガイドラインで、次いで、システマティックレビューの論文と無作為化比較試験(RCT;andomized controlled trial)です。

パロの論文は、
なんということでしょう
これら上位3つがそろっているんですよね~
これは他のペットロボットと比較しても、群を抜いています。
これも私がパロに夢中になる理由のひとつなんですよ~~

捕捉
システマティックレビューは、RCTの論文を複数集めて、メタアナリシスと呼ばれる手法で、効果指標を統計学的に統合した論文です。まあ、効果指標の平均を求めたと考えればわかりやすいかな

パロのシステマティックレビューの紹介
メタアナリシス
←これがシステマティックレビューの論文に掲載されていたメタアナリシスの結果です。
認知症の人の行動・心理症状(BPSD:
Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)に対する統計学的に意味のある(有意な)抑制効果があることを示しています。



パロハンドラー研修会では、BPSDの個別の症状についても説明をしていまーす。


パロの臨床ガイドラインの紹介

イギリスのNICE( National Institute for Health and Care Excellence:国立医療技術評価機構 )ガイドラインの認知症、非薬物療法のところでRobotic Pet Therapyで高いエビデンスレベルとされています。根拠として、パロのアメリカでのRCTの論文が紹介されています。

NICE
他の認知症非薬物療法は、
な、なんと 
低レベル~中等度なんです~~。
これも、パロハンドラー研修会で紹介していますよ~~❤❤。





ということで、硬い内容なので書いていて疲れてきました。
今日はここまでで失礼いたしまーす

今後の予定
★. 医療機器としてのパロの活躍 
★ 倫理的な問題:
 講演ではさらっと触れただけですが、重要な観点ですので、後日、他の文献も使いながら紹介いたしますね~~