以前、ブログでも紹介したパロを導入している
分散型サービス付き高齢者向け住宅「ゆいま~る大曽根」のAさんの最新情報です。

パロのさくらちゃんが重くて抱っこできないというAさんは、
この数か月間、桜ちゃんを抱っこする練習をしていました。

1週間前に立ち寄った時も、私がさくらちゃんを支えることで、
Aさんはどうにか抱っこをできた状態でした。

しかし、1週間後に送られてきた画像と動画には、さくらちゃんを一人で
抱っこするAさんの姿がありました。
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私が立ち寄った翌日、Aさんはさくらちゃんに「先生に抱っこされて良かったね」
と何度も話しかけていたそうです。
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自分でさくらちゃんを抱っこしたくなったのかしら??
Aさんの動画は、下記URLから見られます。(1) Facebook 

参考
以前にも投稿しましたが、参考までに再掲します。
1年前に、Aさんのパロをカートに乗せて散歩している様子を、
「みんなの認知症マガジン」に紹介をしました。

認知症マガジン











当時、コロナ禍で運動量が減ったこともあり、転倒することが増えたAさんに対し、
職員がカートでの散歩を勧めたものの拒否されて、困っていました。

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Aさんが、パロをとてもかわいがり、気づかっているのを見て、
「パロをカートに乗せて日向ぼっこさせませんか?」と職員が提案したところ、
大喜びで散歩をするようになりました。

体調の良い日は、30分くらい散歩をするようになり、
お陰で転倒の回数が減ったとのことでした。

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←夏には、Aさんはさくらちゃんのために麦わら帽子を
購入したそうです。










感想
高齢者の自立支援には、「本人がしたい」ということを見つけ出し、それを目標に働きかけることが大切だということを、改めてAさんから学ばせていただきました。
ありがとうございました。