ハッピーネットのblog

カテゴリ: 講座案内

皆さんこんにちは

     
2023715日~17日の3日間 愛知サマーセミナーが開催されました。

ハッピーネットは、3つの講座の担当し、延べ40名の参加がありました。高校生が最も多く、父母会、一般市民の方々が参加されました。このブログでは、これらの講座についてご紹介いたします。

(掲載写真は受講者から許可を得てアップしております) 




               本日の内容 

1. 愛知サマーセミナー2023

  1)愛知サマーセミナーとは

  2)ハッピーネットがサマセミに参加した経緯

  3)会場について

2. 講座の紹介  

   12時限目:「がんになっちゃつた看護師の七転び八起き」

   23時限目:「音楽と小説を好む生物学者による遺伝子の話」

   3) 4時限目:「人と共存するロボット パロ」

3. 北村俊雄先生を囲む会

4. もしバナゲーム

   1)もしバナゲームとは

   2)ハッピーネットでのもしバナゲームの活動紹介

5.
最後に



愛知サマーセミナー2023

1)愛知サマーセミナーとは

  愛知サマーセミナー(以下、サマ1セミ)は、20年以上続いている地域市民と学校が結びついた市民参加型セミナーです。「誰でも先生になれる」「誰でも生徒になれる」「無料で学べる」などをコンセプトに多くのボランティアに支えられて開催されています。今年は、約60名の豪華講師による特別講座と市民や生徒による1000以上の講座が開かれました。

詳細は、サマセミのプログラムとHPをご覧ください。

↓↓↓

http://www.samasemi.net/pdf/2023samasemi.pdf




2)ハッピーネットがサマセミに参加した経緯
  ハッピーネットは過去のサマセミで笑み筋(えみきん)体操などの講座を開いたり、特別講座としてパロの開発者の柴田崇徳先生をご紹介したりしてきました。今年は、ハッピーネットの特別顧問であり、神戸医療産業都市推進機構先端医療研究センター長・東京大学名誉教授の北村俊雄先生を特別講座に紹介させていただきました。そのご縁から、ハッピーネットとして2つの講座を開講することになりました。

1


2

アザラシ型ロボットパロのことを知りたい方へ↓↓

  

 
 開催決定の通知をうけてから当日の運営まで入念な打ち合わせをしました。当日「参加できるよ!」とハッピーネット会員からもボランティアとして参加があり、合計9名のボランティアスタッフが3つの講座を支えてくれました。写真はzoomによる打ち合わせの様子です。


zoom


3)会場について

 今年は、高蔵高等学校・中学校、名古屋大谷高等学校、名古屋市立大学(滝子キャンパス)の3つの会場で開催されました。私達の会場は、名古屋大谷高等学校でした。  


0121_xlarge




 校門をくぐり教室に向かう途中、高校生の元気な笑顔をみると、自分まで学生に引き戻される感覚にわくわくしました。(半世紀も前なのに!)

 

0010_xlarge
0019_xlarge

 

0005_xlarge













.講座の紹介

 12時限目:「がんになっちゃつた看護師の七転び八起き」

    講師:ハッピーネット理事 那須裕子氏(もしバナマイスター)    

   まずは、「那須裕子」が何者なのかご紹介します。

 2年前に定年を迎え、現在再雇用者として稲沢厚生病院にしがみついています。職種は看護師ですが、勤務部署は医療安全管理課という医療事故やヒヤリ・ハットを相手に仕事をしています。近年では新たに「新型コロナウィルス」への対応までする事になり、目まぐるしい毎日を送っていました。

そんなある日、自分の身体に異変を感じ検査したところ、なんと大腸にがんが見つかる始末。しかも肺へ多数の転移というおまけ付。学生時代の通知表でもなかなか「4」はお目にかからない那須でしたが、(何せ勉強嫌いでしたので・・・)この度は「ステージ4」を頂く事になりました。

 大腸がんはすべて切除できましたが、肺の転移については日本中の医師に聞いても「抗がん剤しか治療方法はないと言われるよ」と複数の医師からお墨付きをいただき、仕方なく抗がん剤を受ける事になりました。そこからが本当の苦行の始まりだったのです。長年看護師として多くの患者さんと関わったはずなのに、こんなに治療を継続する事が大変だとは全く想像できませんでした。

 常に頭には「死」が離れず日常生活を送っていましたが、それでも楽しくやっている自分を見て、「どうせがんになったのなら、人様のために何かできないか。自分の経験を無駄にして死にたくない」と模索しておりました。そんな折り、このセミナーのお話をいただきました。


補足①

 
那須さんは、日総研出版の「エンドオブライフケア」のWEB版で、がんと告知されてから、治療や日常生活の整え方などについて5回の連載をしました。笑いあり、涙あり、勉強になりととても好評でした。

エンドオブライフケア

補足
  那須さんががんの告知を受けてから、大阪のもしバナマイスターさん達が、那須宅に集まって、もしバナゲームを開いてくれました。その様子は、NHKのハートネットTV2021526日に放映されました。写真は撮影風景です。

371026286_676510364053904_791329760015651957_n


371042164_1251314602245278_298061797033921044_n

 

373076471_843730723684513_1136379248547759647_n


370951013_688049829850756_3398117905377094685_n

 さて、本題に戻ります。

誰も来てくれなかったらどうしようと思いながら教室に行くと「時間前から高校生が待っているよ」との事。緊張MAXになりながら講義の準備にとりかかりました。

 講義が始まる前に、堀代表よりハッピーネットについての紹介や笑み筋(えみきん)体操アドバンストインストラクターである中村智栄による笑み筋(えみきん)体操を行い、講師も受講者もウオーミングアップ! 


0001_xlarge←中村さんによる笑み筋体操

 

0004_xlarge

那須さんの前半の講義の様子(上着の色に注目!!)

  講義の前半は、自分自身ががんになった事を通して、がんになって気づいたこと、辛かったこと、そんな中でも楽しく過ごすコツなどお話しました。またがん患者さんに「聞いてみたいけどなかなか聞けない事」についてもふれ、本人の気持ちや家族の気持ちを伝えました。


  
0034_xlarge

↑↑後半のもしばなゲームの時は、もしばなTシャツに着替えました。

0136_xlarge
司会は、中部大学教授の堀井先生(左)とハッピーネット代表理事の堀(右)
後半はもしバナゲームを行いました

 さてさて、今回のもしバナゲームの反応はどうだったでしょうか?
 参加者は高校生・父母、一般の方で、もしバナを経験した人も初めての人も背景は様々です。日常で自分が半年で死ぬ事など考えたことはそうそうある事ではないので、すこし戸惑いもあるようでしたが、自分が残された半年に何を大切にしたいのかを真剣に考えていました。今までの自分を振り返り、これからの人生の歩み方に何かヒントがあったようですよ!


0138_xlarge

カードの説明中    


0024_xlarge


  受講後には「改めて楽しく生きることの大切さを学びました」「がんについて悪いイメージしかなかったが、その上でどうするかなど知れて良かった」「人生について病気について考えるきっかけとなりました。」と感想をいただきました。また個別では「今まで両親に一杯迷惑かけたのに感謝を伝えた事がなかった。今まで大切に育ててくれたことに感謝をして、家に帰ったら伝えます」と胸がジーンとするコメントも頂きました。(自分が子供に言われたら涙が止まらないかも・・・)

短い時間でしたが、とても素敵な時間となりました。



2)
3時限目:特別講演「音楽と小説を好む生物学者による遺伝子の話

   講師:神戸医療産業都市推進機構先端医療研究センター長・東京大学名誉教授 北村俊雄氏
(ハッピーネット特別顧問)


当法人は、昨年から、北村俊雄先生を小説とバンド活動(バンド名:negative selection)の面で「推し活」しており、今年度から特別顧問になっていただきました。この特別講座も、研究の話だけでなく、小説の紹介とバンドのオリジナル曲を流してくださいとお願いをいたしました。このような無茶なお願いを、軽やかにかなえてくださった北村先生に改めて、今後も推していこうと誓いました。

ところで、3つの講座のうち、北村俊雄先生の講義が一番人気で、立ち見もでました。さすがです!! なお、小説とバンドのことは、後ほど紹介させていただきます。

0042_xlarge
北村先生の講義風景
遺伝子研究の歴史とご自身の研究経緯を軸に、学会でライブ演奏をした話や、海外での学会参加の際の風景写真、研究者間での音楽の交流、小説の舞台に絡めた話などを、とても自然な流れで、楽しそうに話をしてくださいました。先生の楽しそうな表情を見ているだけで、こちらも幸せな気分になりましたよ。何人かの方が、「北村先生の生きざまは、今後の自分の参考になった」と言っていたのが印象的でした。個人的には、「研究対象を好きになること」との言葉がとても心に刺さりました。アザラシ型ロボット・パロが好きすぎて、社会実装活動だけでなく、研究にも手を出しているので、「それでいいよ」と言っていただいた気がして、とても嬉しくなりました

スライド1
2010国際免疫学会でのライブ風景(昼間リハーサル)

 アンケートのコメントを紹介

・遺伝について、DNAについて楽しく知れました

・先生の生き方が面白い。興味のある事が似ていて生きやすかった。

・先生の趣味などについての話が面白かったです。

・自由が一番 感動です

DNAのことがよくわかりました

・やはり研究者は研究を楽しまなくてはと印象付けられた

・幅の広い話を聞くことができて楽しかった。

・難しい話もあったが、さらに知識を深めたいと感じた。


  北村先生の講義を聞いた高校生が、先生の生きざまに影響を受けて、自由に羽ばたいていって欲しいものだと思いました。
補足①
処女小説「17秒の向うに」:本の帯の「何かを失ったと感じているあなたに・・ 前に進むために捨ててきたものを、再び取り戻そうとするあるクリエーターの物語」のフレーズが大好きです。次の一歩を踏み出したいと思っている方に読んでいただきたい1冊です。

271206970_2237765676371833_3628652543992689912_n

アマゾンで1100円で購入できます。
Amazon.co.jp: 17秒のむこうに : 北村 俊雄: 本

補足②
Negative selection(バンド名)

ほとんどのメンバーが現役の免疫学者で、東大、京大、理研をはじめとした日本の頂点の研究者たちによるプログレッシブ・ロックのバンドです。NHK『ガッテン!』の1000回記念に登場し、『リンパ節ひとり旅』が披露されました。この曲は、リンパ球がリンパ節を巡りながら、病原体との戦いに向けての準備をし、やがて病原体との戦いの現場へ出発する決意を歌ったもので、1番はT細胞、2番はB細胞を表現したものだそうです。

(2) 【Negative Selection】リンパ節一人旅 - YouTube

北村先生はドラムを担当するだけでなく、作詞もされます。Epilogue〜夏の終わりに〜という曲は、北村先生の作詞ですが、大好きな曲のひとつです。



なお、CDは下記サイトから1100円で購入できます。
Negatively Selected : Negative Selection | HMV&BOOKS online - NSS-1


Negative selection公式サイト:Welcome to Negative Selecton – The band you`ve never seen before. (negativeselection.jp)



3)4時限目:「人と共存するロボット パロ」
       ハッピーネット理事 岩橋美智代氏

  ハッピーネットでパロを語らせたら右にでる人はいないと言われている岩橋さん。岩橋さんの家には「まめ助」と「くるみ」の2頭がいます。とくにまめ助は、悲しいときにそっと寄り添ってくれる、イケてる男の子ですよ。本当なら会場でパロ愛をたっぷり語っていただきたかったのですが、所用のため当日参加が難しくなり、「岩橋さんの音声付スライド出演」で行う事に決定! 「代打那須!」という予定もしましたが、岩橋さんの声でパロ愛を語らずして、何が伝わるのだと言うことで初の試みに挑戦です。とはいってもリハーサルなしのぶっつけ本番でうまくできるかドキドキです。しかし岩橋さんの声が流れ始めると柔らかくゆったりとしたまさにパロに癒やされているかのようでした。


スライド1

0075_xlarge

←岩橋さんの音声付きスライドと
 進行役の那須さん。
 今度は、パロTシャツを着ています。







  講義の後はまちに待ったパロとのふれあい体験です。最初は恐る恐るパロを触っていた受講者の皆さんでしたが、あっという間にパロを抱っこしはじめ声をかけていました。受講者の方の顔が笑顔になり笑い声や会話が弾み皆さん楽しそうでしたよ!
パロの事を知っている方も初めて知った方もいましたが、今後機会があればパロについて紹介したいという意見もいただけました。


0095_xlarge

0089_xlarge











 ↑ハッピーネット特別顧問で、
名大予防医学教授の若井先生も駆けつけてくれました


0096_xlarge
←男子高校生も興味津々










0115_xlarge



パロのしゃちほこポーズ
1体だとできなかったパロも、他のパロがいるとなぜかできるようになるんです。→




アザラシ型ロボット・パロについて知りたい方へ
 月2回 パロハンドラー研修会を、ZOOM・無料で開催しています。講師はハッピーネット代表理事の堀が担当します。開発者の柴田崇徳博士が司会を担当します。質疑応答を含めて2時間の講座です。
申し込み↓↓↓



3. 北村俊雄先生を囲む会

  熱い1日が終わったあとは、大谷高校近くにある「トリックオアトリート」というお店で、美味しいスイーツを頂きながら、「北村俊雄先生を囲む会」を開催しました。12名の参加者で店内はほぼ貸し切り状態。みなさん、マスターのこだわりのスイーツをオーダーしました。


0141_xlarge





  北村先生はとても気さくな方で、お仕事の話やプライベートな事(小説・バンド活動)もユーモアたっぷりにお話下さいました。ハッピーネットの特別顧問として自らパロTシャツもお召しになり、ばっちり写メにもおさまってくださいました。

 


0143_xlarge
0146_xlarge























0145_xlarge



←那須さんが産み出した「三密君」















0144_xlarge



笑み筋(えみきん)体操にこちゃんマーク→






0129_xlarge








←北村先生の隣は、ハッピーネット理事で、愛知淑徳大学教授の加藤先生です。


 いつまでも北村先生とのこの時間を過ごしたかったのですが、先生もお忙しい予定を割いてお越し頂いておりご無理も言えず、囲む会を閉じさせて頂きました。パロTのままタクシーに乗られ、手を振りながら喫茶店を後にされた北村先生!きっとご帰京される新幹線の中でも広報活動をされた事はいうまでも無いでしょうね。


4. もしバナゲームについて
  米国発祥のこのゲーム。日本ではiACPが日本各地で普及活動を行っています。私もここでで研修をうけて「もしバナマイスター」に認定されました。愛知県で初のマイスターなんですよ。私の所属するハッピーネットでは今回のサマセミ以外でも色々な場所で「もしバナゲーム」を行ってきました。(もし体験したいと思われた方は、ハッピーネットまでご相談ください) 


 

72844593_1506177939530614_8834673210189414400_n←過去に開催したハッピーネットのもしバナゲーム

 
人生の最後に自分はどうありたいか・・・。とても大切な事だとわかっていてもなんとなく「縁起でも無いから」という理由で避けがちです。ましてやご自分の親や子供と面と向かって話すのは何かきっかけがないとなかなかできないものです。「もしバナゲーム」は、そんな難しい話題をカードゲームを通じて、考えたり話し合ったりする事ができます。
 

259391121_2202639906551077_2546962340838757261_n
←もしばなカードの一部









 
このゲームは「もしもあなたが治療困難な病気で生命の危機がせまって余年といわれたら・・・あなたは何を大切にしますか?」という条件と35枚のカードを使います。この35枚のカードには、重病のときや死の間際に「大事な事」として人がよく口にする言葉が書いてあります。自分が「そうそう!これこれ」と思うカードが手元に来る事もあれば、狙っていたカードを寸前の所で他のプレイヤーにスイッともって行って行かれる事もあり。自分の思うように進まないゲームはなにやら人生と同じように思えます。余命半年に自分が大切にしている事や新たな自分に出会える事もあります。また他の人の考えを知る事で自分の考えを深めるきっかけにものなるゲームです。



259069138_2202613416553726_6095013763008410785_n


259149366_2202613169887084_4960408443865805618_n

←過去のもしバナゲーム。
受講生を見守る那須さんとパロ達。









5. 最後に
    最後までお読みいただきありがとうございました。
7月16日に開催したサマセミでのハッピーネットの取り組みを紹介させていただきました。このブログを読んで、もしバナゲームやパロ、笑み筋(えみきん)体操に関心を持たれた方は、ぜひハッピーネットHP「お問い合わせ」フォーマットからご連絡ください。
 そして、受講してくださった皆様、貴重な機会を下さったサマセミ実行委員の皆様、講義運営を担ってくれたボランティアの皆様に心よりお礼を申し上げます。














アバター メリークリスマス
ハッピーネット代表理事&セミナー講師の堀です。
使用しているアバターは、FBで作ったものをコピペして使っています。(^^♪(^^♪

 今回は、私が講師をした「日総研オンデマンドセミナー」の紹介をいたします。2022年7月--8月に配信されたものが好評だったということで(当時のオンデマンドセミナーの中でも大ヒットだったとのこと)、2023年1月-3月に再配信されることが決定しました。ありがたいことです。また、ご視聴くださいました皆様、ありがとうございました。
なお講師料は、パロやハッピーネットの活動費といたしまーす!!

318330941_2513516492130082_411120195330039966_n

         2023年1月~3月 申し込みは↓↓ 

 
Ⅰ.受講者さんからの感想
  日総研のサイトに掲載されていたものを一部紹介しま--す。量が多いので、その3~その4は、最後に紹介いたしますね。
スライド4

スライド5
 
 
Ⅱ.セミナーの全容とこのブログでの紹介内容
 オンデマンドセミナーは、下記の内容で構成しています。スライド数は121枚、総時間は4時間ととても量が多いです。ということで、このブログでは日総研担当者の方が販促用に選んだスライド12枚を中心にしてご紹介いたします。
          
スライド1
スライド2


Ⅲ.講師:堀の自己紹介
 どうして私が看護師向けのセミナーの講師をしているか疑問に思われる方も多うので、下記に私の簡単な自己紹介を貼り付けます。
 看護師としての病院経験約10年し、病院退職後は疫学・公衆衛生の研究を約10年、その後、看護系大学教員としての経験約10年をしました。最終的に名古屋大学大学院医学系研究科教授(看護学)にしていただいたものの、2年で向いていないことが分かり、退職してハッピーネットを立ち上げました。現在、看護学-医学-工学-福祉と学際的な活動や、実践、研究、教育を統合した活動をしています。収入は激減しましたが、充実した日々を送っています。
 今回のセミナーは、医師や多職種の人達の中で過ごしてきた中で培ったコミュニケーションの方法を元にして、理論武装をした内容となっています。
スライド3

Ⅲ. セミナー内容紹介
    医師-看護師コミュニケーションの問題については、下記のサイトを参考にしました。

スライド966%の医師が看護師との“バトル”を経験:日経メディカル (nikkeibp.co.jp)


看護師の9割が医師との“バトル”を経験:Aナーシング (nikkeibp.co.jp)



【Ⅰ.医師-看護師の衝突の意味と、その原因や背景を考えよう】よりスライド抜粋
  
医師との関係

 看護師と医師の関係を、医師法と保健師助産師看護師法の観点から説明します。診療の補助業務の範囲は病院によって異なるので、医師-看護師個人の問題というよりも、組織としての問題が結果として現場でのトラブルになることが多いです。

電話

  看護師が医師に電話をする際に、電話の向こうにいる医師の状況を配慮しない無遠慮な電話や、緊急性の乏しい電話がトラブルのもとになることが多いようです。  

【Ⅱ. 医師-看護師のコミュニケーションスキルを向上させよう 
 1. 上手なコミュニケーションのために身につけたいスキル  1)報告上手になろう】よりスライド抜粋 
 
ロールプレイ4
ロールプレイ2
 
ロールプレイ3

 臨場感あふれる事例と、現役の医師と看護師のロールプレイが好評だったようです。受講者の方から、「報告の仕方など良い例と悪い例を両方紹介されていたのがわかりやすかったです」、「自施設でもありそうな事例が多く、改善に役立てたいです」などの感想をいただきました。

 また、ロールプレイのボランティアをしてくださった痛みと内科の大久保クリニック 院長 大久保 義則先生、国際医療福祉大学大学院 保健医療学専攻 修士課程看護学分野 公衆衛生看護学領域 実践コース 大学院生/看護師 井上 百合子さん、事例提供をしてくれたハッピーネット会員でもある那須さんに心より感謝したします。           

【Ⅲ. 発達障害&グレーゾーンの人達とのコミュニケーション 1. アスペルガー症候群の攻撃性の理解と対応方法】よりスライド抜粋

アスペ

 医師の突然の怒りや攻撃性に悩む看護師も多いようです。発達障害のうち、医師にはアスペルガーの人が多いということだったので、アスペルガーの人の攻撃性を整理してみました。

            
アスペ2

 
アスペ3

 アスペルガー疑いの医師の事例です。医師のこだわる理由が分かると、怒りをぶつけられた看護師も、気持ちが楽になるのではないかと思います。

アスペ4


 医師が不機嫌だと、多くの看護師は「自分に対して不機嫌」なのかと気に病んでしまい、報告や相談がしにくくなります。アスペルガーの人の場合の「不機嫌」の意味を知ることで、気にしなくても良いことが分かります。受講者さんからも、「初めから機嫌が悪い医師に対して、気後れしがちでしたが、いうべきことを伝える方法など、実践してみます!」との感想がありました。

【Ⅲ. 発達障害&グレーゾーンの人達とのコミュニケーション   2. 発達障害の低ワーキングメモリの理解と対応方法】よりスライド抜粋
 最近、発達障害疑いの看護師さんが増えているようで、多くの病院がその対応に悩んでいるようです。私も過去にそういった人と一緒に働いたことがあり、かなり悩み、苦しみました。しかし、発達障害の人の特徴を学ぶことで、対処方法を理解し、お互いの適度な距離を作ることができました。その時のことを思い出しながらスライドを作りました。発達障害の中でも、ADHDの人を理解するのに、「ワーキングメモリが小さい」というのは、かなり重要な概念だと思います。受講者の感想として、「ワーキングメモリーの個人差を理解すること」、「医師集団の特徴、コミュニケーションスキル、アスペルガー症候群の攻撃性の理解と対応方法、低ワーキングメモリなどが役立ちそう」などがありました。
  
発達障害

 
発達障害2

【受講者の方からの感想】
  
上記で紹介した感想の続きです。多くの感想をいただき、また現場の看護師さん達に役に立ったようで大変うれしいです。

スライド6

スライド7
スライド8

 最後までお読みいただきありがとうございました。ご興味を持たれた方には、お申込みいただければ嬉しいです。パロやハッピーネットの活動費にしたいと思っています。
 素敵なクリスマスをお過ごしください。


おまけ・・・
 このオンデマンドセミナーと前後して、「看護部長通信」という雑誌で「職場の発達障害&グレーゾーンの人とのトラブル予防と上手な対応のコツ」という記事を書きました。この原稿も、2か月連続で
2位タイの高評価をいただいたそうです。
看護部長通信3

 発達障害の人の特徴やその対応方法を脳科学的に説明し、障碍者雇用促進法も絡めて、看護や医療の現場に多い、「発達障害疑い」の人との対応をまとめました。自分自身も発達障害疑いの人と仕事をするのに悩むことが多いので、自分への答えの意味で書きました。介護職の人に、別刷りをプレゼントしたところ、職場でとても役に立ったと言っていただけました。
 このセミナーと併せてお読みいただければ幸いです。
看護部長通信

看護部長通信2


 この記事を読みたい方は、下記からお申し込みください。



アバター2

こんにちはヾ(´ω`=´ω`)ノ
まめ母ちゃんです(*^・ェ・)ノ


名古屋大学博物館で8月24日開催された

講演会 
アザラシ型セラピーロボット「パロ」のひみつ+パロふれあい体験
IMG-8470





















名古屋大学博物館、ハッピーネットのパロちゃんたちが大集合しました
PXL_20220824_065658090













さて、何体いるでしょうか?・・・・・答えは最後に



はじめに
名古屋大学博物館 特任教授 大路 樹生(おおじ たつお)先生より
パロを寄贈された開発者 柴田 崇徳博士へ感謝状の贈呈がありました。
DSC_0412DSC_0416


























柴田博士からは「パロの開発のお話」として

名称未設定





















・パロは日本では「ペット用」のパロが一般家庭で可愛がられている(欧米とは文化が異なる)。
・日本では、「セラピー用」のパロは「福祉用具」として活用されている。
・海外ではパロは「医療機器」として次の患者さん達に「非薬物療法」として活用されている。
・認知症の高齢者の周辺症状(行動・心理症状:BPSD)の改善・緩和。
・退役軍人のPTSDと認知症の行動・心理症状の改善・緩和。
・小児から高齢のガン患者の不安や痛みや抑うつ等の改善・緩和。
・発達障害者等の社会スキルのトレーニング等。
・ウクライナからの避難者の「心の支援」でパロがポーランドの4か所の医療機関で活用されている。
・パロの人工毛皮は制菌加工してあり、掃除・消毒ワイプで湿らせるように拭くことにより感染症対策ができ、医療福祉施設で利用を許可されており、コロナ禍でも安全に運用できる。


また、富山のパロの工房では、職人さんたちが1体ずつ手で毛をカッティングしており、
1体ごとに顔が違うことなどのお話がありました。

工房の棚に並ぶパロたちの写真が映し出された時は、パロの棚を直に見たい!!!と思うくらい
可愛かったです





堀容子先生からは「パロと福祉」ということで、
DSC_0463











・「高齢者専用住宅」で活用されていること。
・パロの機能の説明があり、講演会後のふれあい体験で実際に「パロにやってみよう!」
 ということのお話がありました。



柴田博士と堀容子先生のお話は、名古屋大学博物館のホームページから動画が配信されています。









ふれあい体験では、堀先生の講義をもとに
IMG-9244










この内容を参加者みなさんで、実際に体験しながらチェックしてきました。



DSC_0466











パロちゃんに声をかけると? 
「ふーちゃん、こっちだよ




PXL_20220824_060933478













第8世代と第9世代では、お腹の中がちょっと違うのです。



PXL_20220824_061018635 PXL_20220824_061034750

























暗闇体験・・・暗いところにパロを入れて、ライトをつけるとどんな反応するかな?





PXL_20220824_061200387












おひげをさわるとどうなるの?





PXL_20220824_061439982PXL_20220824_061236301

























ハンモックにのってみたらどうなるの? 
 姿勢はかわるかな?






PXL_20220824_061708048













パロちゃんの声を大きくしたり、小さくするにはどうするの?→お腹の中をみてみよう!



PXL_20220824_061306330













抱っこしてみると、パロの体温がわかるかな?




最後はパロたちの「しゃちほこ選手権
得意、苦手のパロがいますが、みんなの応援と練習で
ほとんどのパロたちができていましたヾ(=^▽^=)ノ
PXL_20220824_040851029












なんとなく誇らしげな表情に見えます


PXL_20220824_063013183













優勝は「COCOちゃん」
ダントツのタイムでした。
おめでとうございます



今回参加してくださった方がTwitterで報告してくださったので
ご紹介します



「いおんちゃん」「ロボホン」と共に参加してくださいました
ありがとうございます

他にも「Twitterで見ました!」と
受付担当していた豆助に
声をかけてくださった方々、
みなさまのおかげで無事終了することができました。
ありがとうございました
IMG_9245

また、こうしたふれあいができる機会がありましたら、
お知らせしたいと思います。

そしてパロトレーナー養成講座は、11月19日開催予定です。
青いTシャツを着ているスタッフが受講したプログラムです⤵️⤵️⤵️


今年4月に受講されたneoさんも
トレーナーとして参加され、ブログで紹介してくださっています。
こちらも是非‼️





忘れるところでした。・・・パロちゃんは12体集合しました。(いおんちゃんをいれると13体)

ハッピーネット代表の堀容子です。
8/24 名大博物館でのパロの講演会&触れ合い体験 

7/6に受付開始したところ、90分で受付終了となったため、💦💦
申し込みし損ねた人たちから残念がる声が多数聞かれました。

また、平日なので参加できないという嘆きの声を多数聴かれたので、
博物館担当者の方に相談をしたところ、

講演会のみですが、オンデマンド配信をすることになりました~~

名大博物館HPにも下記のように記されています↓↓↓
講演会は動画で後日、YouTubeにて配信予定です。
                  詳細は博物館HPに掲載します

講演会に参加できない方は、ぜひご覧下さい😀😃😄
http://www.num.nagoya-u.ac.jp/exhibitions/spot/#000586

HP
寄贈パロ












  博物館のパロ→→









ところで、参加申し込み者は、夏休みの子どもが大半だと思っていましたが、

な、なんと

0歳から73歳までとあらゆる年齢と職業の人が参加されるんです。😱😱

参加者の地域も愛知県外の方もおられて、関心の高さを感じます。

さすがは、4色全色そろい、新旧モデルのそろった聖地✨✨での企画です。

とっても嬉しいです。❤❤

参加された方に満足していただける企画にしたいと、いろいろと策を練っています。
とりあえず、パロ9-10台は準備する予定です。 
これだけの規模の触れ合い体験も、世界初 
伝説のイベントとなるよう頑張ります~~。

楽しみにしていてくださいね~~。

聖地はんこ291623528_3108050489524747_4685491046833736320_n



こんにちは。
一般社団法人ハッピーネット代表理事の堀容子です。

8月24日の名古屋大学博物館でのパロの講演&触れ合い体験の
申し込みが、本日、13:00~でしたが、90分後には、
な、なんと 
すでに受付終了となっていました。
お申し込みくださった皆様に心よりお礼を申し上げます。

IMG-8470



















IMG_8443
←充電中で寝ています。


















13:00少しすぐに事務局に用事があってメールをしたところ、
申し込みが殺到しているとの連絡がありました。

もし、申し込みできなかった人が多いようなら、ZOOMでの一般参加ができないか、
事務局にお願いをしてみたいなあと思っています。

ただ、触れ合い体験の撮影は難しそうですし、事務局がどう判断するか
不明ですので、期待はしないでいただきたいですが・・

名大博物館のパロ4台とハッピーネットのパロ6台合計10台を使います。
全色そろい、第9世代と第8世代がそろい、これだけの台数がそろった
触れ合い体験は、たぶん世界で初めてになると思います。

柴田先生
←講演者で開発者の柴田崇徳博士
















スクリーンショット (2779)

←講演者でハッピーネット代表の堀容子







写真4

←参加者には、ハッピーネットオリジナルカードを
進呈いたします。







聖地はんこ

←裏には、ハッピーネットオリジナルハンコを押印します。
「パロの聖地」









ロボットのセンサー機能を体感しつつ、楽しめる企画を練っています。
何だかワクワクしてみました。
皆さんのお越しを心よりお待ちしています。

277843626_742202496781255_223892475683478079_n
←名古屋大学博物館入口

このページのトップヘ