パロの最新情報その2「ウクライナ避難民への心の支援」
昨年、ポーランドのウクライナ難民の心の支援のために、パロが複数体寄贈されました。これに関してこれまでプログで紹介しており、今回はその続報です。
1. 国際連合の国際移住機関でのパロの使用
ワルシャワ家族支援センターの特徴
ここにいる避難者は、子供、大人の女性、高齢者で構成されています。部屋は家族単位で提供されています。共有スペースとして、食堂やイベント用スペース、セラピー・ルームがあります。1か所の本部はデイサービス機能だけで、7か所は長期宿泊センターとなっています。
パロによるセラピー
2023年7月から、パロは、IMOのセラピスト等により、8か所のワルシャワ家族支援センターで、約2,000名のウクライナ避難者のメンタル・セラピーで活用されているそうです。
外務省FB
3. ワルシャワ医科大学HPより:パロのワークショップとして研修を実施
インスタグラム
Thank you to the Embassy of Japan in Warsaw, who donated 8 PARO therapeutic robot seals to IOM’s partner Warszawskie Centrum Pomocy… | Instagram
https://www.facebook.com/profile/100064846684850/search/?q=PARO
IOMのHP
次のIOMのHPでは、途中に上記で紹介された写真があり、もう少し下ると、英国・ウィリアム王子等も紹介されています。
最後に・・
最後までお読みいただきありがとうございました。
海外でのパロの活躍は、日本での「認知症の人」に対するものというイメージの枠を超えたものになっています。日本でも幅広く、パロのセラピー効果が生かされた活動が広まるように、今後も活動していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。