シンガポールで医療機器として販売が始まりました~。
これまでの経過を紹介しますね~
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 2013年12月~ 臨床評価開始
 デイケアサービスセンターと、現地のナーシング・ホーム等で、
特に認知症高齢者に対するセラピー効果を検証してきました。
認知症高齢者向けのデイ
ケア


ービスセンター
と、
現地の
ナーシング・ホーム(日本
の特別養護老人ホームに相当)
において、パロの臨床評価を実施し、
特に認知症高齢者に
対する

2015年~ シンガポール政府ファンドによるパロの導入支援の開始
 高齢者向け施設へのパロの導入支援として、70%補助(2017年)、
85%補助(2019年)

<参考資料>
① パロアジアで本格展開プレス発表資料 (expydoc.com)
②   C410523パロ抄録集_本文.indd (intelligent-system.jp)  p9
③ paro-therapy10.pdf (intelligent-system.jp) p16

 2021年8月 Changi General 病院での取り組み メディア紹介
 Changi General 病院ではロボット50台以上が導入されています。
シンガポールのハイテク病院で50台以上のロボットが働いている - CNN
シンガポール










記事の中で、医療支援およびロボット技術センター(CHART)のディレクター
 Selina Seahさんはパロについて下記のように述べていました

🍒「パロは、ストレスや不安を軽減してくれるので、
病院は認知症患者への鎮静剤の使用を減らすことができました」

スクリーンショット (2527)
→この記事に掲載されていたパロの写真。
日本の様子に見えるから、
Changi General 病院では、導入されていないのかな??







ところで、Changi General 病院では、
外科手術を手がける医師の支援や、手術中やリハビリ中の患者のサポート、
数十台の移動型ロボットが清掃のほか、医薬品や物品、患者のカルテなどを
搬送しているそうです。

凄いですね~~。

スクリーンショット (2526)










メーカーが異なる複数のロボットが病院内で“ロボット立ち往生現象”が問題に
なっているそうです。

想像したら、笑ってしまいました。

ロボットが活躍する「密度」が増すにつれ、機械同士のコミュニケーションが重要になる | WIRED.jp
 
 今後のシンガポールでの期待
 医療機器としての販売開始になったので、病院での導入や在宅医療での利用等、
パロの応用範囲が広がることを期待したいですね~ 


 感想
   アジアでのパロの展開は目が離せないですね~~🥰🥰

 補足
アジアでのパロの販売等は、 2014年からIDS Medical System 社(IDSMED)が
販売代理店となって、パロの導入時の研修やメンテナンス等のサービスも提供しているようです。